◆創作人形の創り方

創作人形の創り方

作品は木彫し、桐塑、石塑で、細部造形します。よく磨き上げ、ボディは、時代裂、縮緬、和紙等で木目込みます。
顔や手、足は古来からの人形創りの手法で胡粉塗を施し日本絵の具等で、彩色しています。

胡粉とは、貝殻の粉末を膠で練ったもの。液状にして塗布し、保存上もたいへん堅牢なもので伝統的技法です。
地塗りだけでなく、置き上げと呼ばれる手法で目や鼻や口の細部も胡粉を盛り上げ創ります。

木目込みとは、木彫りや桐塑、石塑などでボディを成形した後、表面を紙やすりでなだらかにし、筋彫りをして、布地を押し込む技法です

石塑とは、石粉、紙粉、接着剤を加えたもの。木彫りのように彫刻ができ豊かな表現力を可能にする。乾燥に強く非常に堅牢です。

桐塑とは、桐の粉に 生麩糊を混ぜて練り上げ、粘土状にしたもの。自由に成形ができ乾燥すると非常に堅牢です。